「おともだち通信2015夏号」その3

・ニコニコ見ていたのは・・・?
・ちらっとテレビに写った作品も

●ニコニコ見ていたのは・・・?
【0才9ヶ月Sちゃん(丹阿弥丹波子銅版画展)】のエピソードです。
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"反応のあった作品名:《春の花'96》 《なでしこ》
どの作品も短い時間ではありましたが、目を止めていました。
ただ、近くに他のお客様などがいると、そちらが気になってる様子でキョロキョロ。
反応があった作品は、他の作品と比べて見ている時間が長かったです。
華やかさは赤ちゃんにも分かるのかも知れません。
 
 《アスパラ》を見て、ニコニコしていました。
 気に入ってるのかと思い、次の作品に動いてもニコニコ。
 ニコニコの原因は、反射して映っている自分や私でした。

前回の鑑賞会より、絵に興味を持っている様子がうかがえた気がします。
そうであって欲しい思いからかも知れませんが。
これからの反応も楽しみです。"
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そうなんですよ〜 0才後半の子たちは、「人への興味」が圧倒的に高い!
そして「反射」や「影」などにもすごく興味を持ちます。
ある学芸員さんが「小さい子って、いつの時点から作品を作品として認識するのか知りたいよな」と話していました。
確かに。私はそのことについて厳密に実験していないですが、実感としては「自分で描いた絵を他の人から大切にされたり、自分でも大切に思う」頃くらいから、鑑賞する時にもそれが「作品だ」と思っている様子です。


●ちらっとテレビに写った作品も
丹阿弥先生のインタビューがNHK日曜美術館のアートシーンで放映されたので、大急ぎで「夜、再放送しますよ〜」と会員さんにメールしました。すると【1才4ヶ月カンタくん、マコさん】からこんなメッセージをお寄せ頂きました。
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先日メール頂きましてありがとうございました。丹阿弥先生を見ようとアートシーン録画して見ておりましたら、子供が大分の美術館の作品を指差して「うわー!」と大騒ぎしておりました。名前は忘れてしまったのですが日本の方の赤い丸や色とりどりの三角が散りばめられた作品です。難解な抽象画も子供には直接訴えるものがあるんですね。
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すごいー! 1才でアートシーン見て作品へ興味!!「カンタくん伝説」が1つ増えましたね〜
大分の美術館ですか、どの作品かなぁ?判明したらマコさんも私たちも楽しい。美術館に問い合わせてみようかしら・・・


*お知らせ*

●私たちは「集合知プロジェクト」と題した事業に取り組んでいます。
子どもたちの鑑賞時の様子を集積し、
わかりやすい形にまとめ、
社会の様々な場面で役立てて頂く
という内容です。
ご家族の皆様のご協力で「集合知プロジェクト」を進めております。
参加くださっているご家族の皆様、いつもありがとうございます!
お子さんをお持ちの皆様、どうぞ新規ご参加お待ちしておりま〜す。
http://www.art-friendship.org/project/家族会員サービス/
 
 
次回「おともだち通信」は9月配信予定です。会員さんへのメルマガ形式になります。
●正会員・賛助会員募集! どなたでもご入会頂けます。
http://www.art-friendship.org/support/


(文・NPO法人赤ちゃんからのアートフレンドシップ協会 代表理事 冨田めぐみ)